おはようございます。
昨日に引き続き、雨の日曜日ですね。
でも雨の日の写真もなかなか面白かったりします。iphotoの雨シリーズを整理していて見つけた一枚。
ベルリン、大雨の後
ドイツ歴史博物館に "ヒトラーとドイツ人 展" を観に行った帰りです。
会場にいた人々のすすり泣きと、身体の大きなドイツ人の足音、メモをとるカサカサという音
それに加えて、太くて喉の奥で共鳴するドイツ語のヒソヒソ声
これら全て合わさってザアザア ゴウゴウと鳴っていました。
悲しみの雨...
一緒に行ったパオラおばあちゃん
この展示会のタイトルがなぜ 『ヒトラー"と"ドイツ人』かわかる?
それはね、私たちは向き合わなきゃいけないの。この馬鹿げた出来事に。
一人の人間を悪者にするなんて、わざわざこんな展覧会しなくたってできるわ。
なるほど...と、この異様な空気の中、出口に設置してあったメッセージノートに二人であれこれ思いを書き込みました。英語と日本語とイタリア語...私たちのページだけなんか変?
↑ここはパオラが『ここはなにかしら?』と入っていった倉庫...
この後、私たちは外から間違って鍵を閉められでられなくなり、警備員さんにめちゃくちゃ怒られてしまったのでした。
声でかいし、ドイツ語なのでなんて言ってるか分からないところがまた怖かった...
by kaoruk73k | 2011-05-29 09:40 | dialy